三人寄れば文殊の知恵「盾と盾と盾」
- 博己 長浜
- 2017年2月12日
- 読了時間: 2分
2月12日(日)、「夢共育ひろば」の主屋の勝手口を開けると、木くずが散乱していた。
誰かが作業してくれて後片付けを忘れたのかな? どうして・・・?
何か変だなと階段を上がって一つ目の部屋に入るとビックリ! 奥の隅に侵入者を発見! アライグマだ。

「棒も持ってすぐに2階に来てくれ、いや網だ、網とロープだ!」と階下の相棒に助けを求める。
「網はない」と倉庫内からモルタルを作るプラ舟と竹の棒・木製バットをさがして上がってきてくれたのは相棒のIさんとHさんの2人。これではやや不十分と判断して、「ほかに道具を探してくるからあまり刺激をせずに見張っていて」とIさんに頼み、Hさんと急いで道具を探す。網はないので毛布で代用しよう。丈夫なコンパネ2枚とロープももって再び合流。
3人は矛と盾を手にいざ出陣という気構えだ。
ちょうど一週間前、友人からアライグマを捕獲しようとしたらケガをしたと負傷した手を見せられたばかりだったからだ。

「盾の高さは大丈夫かな? 爪でひっかかれないか? 狂暴らしい、慎重に攻めよう」と心を一つにして盾で囲んでいくことにした。
ゆっくり少しずつ盾の包囲網を狭める。最後に大暴れしようとするが身動きできないほど狭められるとスムーズに衣装ケースに収まるという結末。捕獲大成功!
3人の燃える闘争心は、棒やバットを使わないとても冷静な捕獲劇となった。
私一人ではとても無理だが、三人寄れば文殊の知恵だ。いや、もう一人冷静にスマホで記録してくれるゆかいな仲間がいた。3人は朝早くから竹林整備のために来てくれていたのだ。本当に助かった。(LB)
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