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ゴッドハンドと呼ばれたい

  • 執筆者の写真: 博己 長浜
    博己 長浜
  • 2016年11月27日
  • 読了時間: 2分

 11月はブロック塀積みが続いた。

 基礎と1段目・2段目は富田建設の社長さんたちに作ってもらった。その時、作業を一緒にしながら仕事の流れを学んだつもりだったが、いざ一人でやるとなるとなかなか思うようにはいかないものだ。

 電動のコンクリートミキサーで生コンをつくっても使いきれないので、一輪車に砂とセメントを入れ、適量の水を加えてよく練ってモルタルを作ることにした。砂とセメントの配合は勘に頼っているが、バッチリだと信じている。(思い込み?)

 塀の長さはブロック30個分で約12m。孤を描いた石垣に沿って基礎を打ったので、ブロック塀は曲線ではなく折れ線で積んでいる。3段目は、塀の2段目の両端にブロックを積み、ピンと張った水糸に合わせてブロックを積めばいいというわけにはいかない。折れ線の数か所にブロックを積んでいく必要があるのだ。結構手間がかかる。

 「ブロックの上にハシゴ状にモルタルを置いて・・・」と分かったつもりになっているが、ブロックを慎重にのせ水平器を置いてみると、やはりズレている。ブロックハンマーの片方でブロックを軽く打ちながら、縦・横にと何度も水平器を置きなおし調整。「微妙だな」と思いながらもやや妥協して積んでいく。そうしないと「一日で一段を積む」という目標が達成できない。日暮れも早いので3時過ぎになると焦ってしまい、つい雑な仕事になる。

「ああすればよかった」と思うこともたくさんある。水糸は手前に引いたほうが良かった。4段目・5段目と積み上げいくと、水糸とのわずかな差はブロックの前後のズレになるのだ。

 鉄筋の縦筋は通しの1本がいい。最初は4段積む予定だったが、途中で6段積みに変更したため縦筋をつぎ足すことになった。横筋は2段ごとに入れると気付いたのは3段目を積んでから。ブロックの強度を高めるためにとすべての穴にモルタルを補てんすること。鉄筋を増やすこと。などなど・・・・失敗から学ぶことばかりだ。

 最終的には、ブロック塀は6段積み、内側外側とも漆喰を塗り、上には瓦をのせ和風の壁に仕上げたいものだ。ゴッドハンドにはなれないが、チャレンジは止まらない。

 紅葉を愛でる余裕はなく、落ち葉の掃除だけが気になるのはなぜか。(LB)


 
 
 

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