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石灯篭を修復したい!

  • 執筆者の写真: 博己 長浜
    博己 長浜
  • 2016年9月7日
  • 読了時間: 2分

9月3日(土)。

 雪見灯篭は無事。ところが、立灯篭は、倒れて何年、年十年経つのか不明。庭にいくつか転がっているが、全部そろっているかも不明。

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 これまでスコップやツルハシで掘ってみると、基壇、基礎、竿、中台、火袋、笠、宝珠と、全部どうにかそろっているようだ。基壇と基礎、そして笠が半分庭に埋まっている。なんと、切り倒した杉の根元と樫の木の根に「笠」が食い込んでいる。

 チェーンソーやノコ、斧を使って切る、割るという作業を繰り返すが、取り外すことができない。ノミと金づちを使って掘り出そうとするが・・・もうヘトヘトだ。

 心が折れそうになった時、助っ人がやってきた。土砂崩れの際にも駆けつけてくれた富田建設の社長だ。年齢は50歳ぐらいだが、若々しく、がっちりとしている。今でも、草野球では現役投手としマウンドに立つ。この日も期待通りのピッチングではなくて期待以上の仕事をしてくれた。立灯篭の一番重い「笠」を木の根元からもぎ取り、穴から出して地面に並べてくれたのだ。力には少しばかり自信のあった私だが動かせなかった「笠」を、一人で動かす怪力ぶりを見事に発揮。

 ひと仕事を終えた社長は、車のトランクからマイグラブとボールを取り出した。「キャッチャーミットもあるよ」と声をかける。「今からピッチングの練習を始めるから受けてよ」と言わんばかりだ。身に危険を感じた私は、「歳を取ると目も悪くなり、うまく受けられそうにないな・・・」と、せっかくの誘いをお断りした。ゴメン。感謝しています。(LB)


 
 
 

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